パティスリー、ラポワールさんのお庭。
茨城県 神栖市 L様邸
竣工 | 2014年 |
ポイント | 菓子工房ラポワール様の店舗リニューアルに伴い、お庭のデザインと施工を行いました。黒とオレンジをテーマカラーにした、カッコいい系の外観に合わせ、植木鉢からカースペースのデザイン、そして、植栽計画に至るまで、外回りをトータルでデザインしました。 |
神栖市にある、人気の菓子工房ラポワールさん。いつ行っても駐車場がいっぱいでたくさんのお客様で賑わっています。店舗のリニューアルにあたり、お庭も新しくリニューアル。今回は、以前のお店より店舗占有面積も広くなり、カースペースの増設もあり、以前のお庭より土の面積は狭くなりましたが、ローメンテナンスで季節を通して楽しめるお庭にデザインしました。
ラポワールさんのロゴマークの四角形が4つ組み合わさっている部分をモチーフに、花壇スペースの中には、長方形の植木鉢を4つ組み合わせ、トピアリー型の『ボックスウッド ウィンタージム』をエントランスのアクセントにしています。
ラポワールさんのロゴマークの四角形が4つ組み合わさっている部分をモチーフに、花壇スペースの中には、長方形の植木鉢を4つ組み合わせ、トピアリー型の『ボックスウッド ウィンタージム』をエントランスのアクセントにしています。
秋の植栽工事でしたが、私の頭の中のイメージは暖かくなった春の様子。ラポワールさんのテーマカラーのオレンジ色のチューリップ、『バレリーナ』の球根を200球ほど、入れ込みました。
チューリップの他に、オレンジと反対色のブルー、紫系の小花の種を蒔き、開花時期を合わせた計画にしています。チューリップは長くても2週間で花期が終わってしまうので、その後のオレンジ役は『カリフォルニアポピー』にしています。
やったー!バレリーナとネモフィラのオレンジとブルーのコントランストがとても綺麗!
お店の基礎とアプローチの間には、小さくても良いので花壇スペースにしましょう!とご提案して作った植栽スペース。
基礎の手前のこの部分に植栽が入るか入らないかは、今後のお庭の見え方に影響する、とても大切な問題です。
基礎の手前のこの部分に植栽が入るか入らないかは、今後のお庭の見え方に影響する、とても大切な問題です。
今回、店舗ということで、極力一年草以外の植物は植え替えしなくても良いものにしています。ここは、『ニューサイランのレインボー』と『リシマキア リッシー』ニュアンス色が白の背景のお陰で引き立ちますね。
アプローチが出来上がり、舗装工事待ちの状態。オープン日は決まっているので、できるところから、どんどん工事を進めていきます。
オープンして一年目の春。
植栽工事が終わったばかりの写真。球根は、まだ土の中で春を待つ…。
春が来て、明るく華やかなエントランスになりました。
多年草の『ユーフォルビア ウルフェニー』西日が当たらない、東側の方や、明るい木陰の方がよく育ちます。
トピアリーの足元には、クルミの殻をチップ代わりにして雑草よけにしています。
境界線には、目隠しのフェンス。そして、オリジナルデザインで作ったアイアンウッドのベンチ。常緑で円錐形の形が立派なチャイニーズホーリーは、冬に真っ赤な実をたくさんつけてくれます。
アイアンウッドの経年変化。色はシルバーグレーに変わっていきますが、強度的には全くもって問題ありません。防腐処理のための塗装はしなくて良いので、本当に助かります!