お庭巡りの1日目、最後に訪れたお庭は、レディーファーム。
交通渋滞に巻き込まれ、予定より、随分遅れての到着になったにもかかわらず、ニッコニコでお出迎えしてくれたジュディーさん。
20年前にこちらに移り住んだ時は、今とは全く違う荒れ野原だったようで、地形を変える所からお庭作りを始めたそうです。
『私は、ガーデンデザイナーではなく、ランドスケープを主にお庭を作っているのよ』とジュディーさん。
ダイナミックな植栽計画や、地形の起伏をとってもうまく利用されていて、周りの景色に溶け込んでいました。
本当に広いお庭で、じっくり見学させて頂くには、もっともっと時間が欲しかったお庭でした。
『もうそろそろ、バスに乗る時間ですよ〜』との添乗員の阪口さんの掛け声がかかっても、もう少し見たいよ〜!と、私。
お庭を巡っていていつも思うことは、それぞれのお庭のオーナーの方が、なんて生き生きと元気いっぱいでいらっしゃるのか、という事です。
皆さん、それぞれの想いを持って、自然に寄り添い、時には自然に悩まされつつ、思い思いのお庭を、樹木やお花などの植物、そして骨格となる構造物を使って表現されています。個人邸のお庭を見せて頂くと、その人の人生そのものを見せて頂いているようで、とっても感慨深いです。
お庭造りを仕事にできたことを、本当に嬉しく思う、旅のひと時でした。