最強の道具としての手。
毎年この時期の恒例の展示会へ横浜へ、つかぴょんと2人で車を走らせました。数年前の大寒波の時は、出発時の気温がマイナス2度だったのに、今年は大暖冬でちっとも寒くなかったです。
もちろん、新作の植木鉢やかわいい小物たちも仕入れて来ましたが、楽しかったのが、このワークショップ。ミニミニ山菜堀を作ってます。柄の部分と刃の金属を組み合わせて、夫婦ビスでかしめるんですが、これが、なかなか難儀で楽しい!
使わせて頂いた玄能。ハンマーは日本語で玄能。こういう漢字だったんですね!これは、アンティークの年季が入った一品でした。もちろん非売品です。
職人さんの手がね、かっこよかったのなんのって。刃物屋さんであり、鍛冶屋さん。やっぱり、ものづくりをしている方の、あの爪が短くカットされてて、力仕事のせいで、爪と指がホントに一体化していて、あ、きっと、ここ、何回も叩いちゃったんだろうなぁ、と思わせるような年季とキャリアを感じて、なんでも作り出せて修理もできちゃうような、生きた道具としての「手」。惚れ惚れします。手のアップの写真撮らせてもらえば良かったなあ。
私自身は、自分こと、ホワイトカラーでもブルーカラーでもなく、「ストライプカラーワーカー」って呼んでます。事務所にこもって、デザインもするし、トラック乗って、スコップ持って、現場仕事も大好きだから。自分で描いた絵が、形になっていくのって、やっぱり、楽しいですよね!カタチにしてくれる様々な職人さん、本当に尊敬します!