私の20代の青き日々に多大な影響を受けた、コンラン卿が天国に行ってしまった。

当時、まだ、世界にはコンランショップも数えるほどしかなく、新宿に行った際には、必ずショップに寄り、手の届かない素敵な品々を眺め、いつか、いつの日か、値段を見ずに、欲しいものを買い物カゴに入れらるようになりたい！
と、思ったものです。（今でも、まだ、ちゃんと値段を見て、買い物をしていますが、いつかね！）

ロンドンに留学していた時も、カラフルなタイル張りのエントランスが華やかなショップに足繁く通ったものでした。

商品ももちろん素敵でしたし、ライフスタイルの提案というか、こんな暮らし方もあるのか！という驚きと、なんといってもコーディネートの素晴らしさが印象的でした。

コンラン卿が立ち上げた、デザンイミュージアムも刺激を受けたし、20世紀から21世紀にかけて、本当に影響を受けた私にとっては偉人でした。

ライフスタイル、暮らし方、日常の目の前にある、手で触れられる素敵なものたち。

その触れられるところにこそ、良いもの、ほっとするもの、嬉しくなるものが大切なんだ、と教えてもらった気がします。

天国でも、きっとライフスタイルを楽しみ、たくさんの色に囲まれた暮らしをしていかれるのでしょうね！

ご冥福をお祈りします。

写真はコンランショップのホームページから引用しました。