やっぱり、ダリアが好き!
鹿嶋市在住のガーデンデザイナー、ボスこと溝口 望です。
つい先週まで、真夏の暑さに汗だくの毎日でしたが、台風が去ってからめっきりと秋の陽気になって、本当にびっくりしている今日この頃、季節はどんどん巡って行きますね。
この間の台風の被害は大丈夫でしたでしょうか?
台風対策として、移動できる植物たちは避難させてあげたのですが、地植えの植物たちは、ただただ『頑張れ〜』と応援してあげることしか出来ず、大風の影響で、これからもう一花咲かせてくれるはずのダリアちゃん達が、だいぶポッキリと折られてしまいました。
でも、あの大風にもめげず、そもそも、夏の暑さにもへっちゃらで、綺麗なお花を咲かせてくれているダリアちゃんがいます。
つい先週まで、真夏の暑さに汗だくの毎日でしたが、台風が去ってからめっきりと秋の陽気になって、本当にびっくりしている今日この頃、季節はどんどん巡って行きますね。
この間の台風の被害は大丈夫でしたでしょうか?
台風対策として、移動できる植物たちは避難させてあげたのですが、地植えの植物たちは、ただただ『頑張れ〜』と応援してあげることしか出来ず、大風の影響で、これからもう一花咲かせてくれるはずのダリアちゃん達が、だいぶポッキリと折られてしまいました。
でも、あの大風にもめげず、そもそも、夏の暑さにもへっちゃらで、綺麗なお花を咲かせてくれているダリアちゃんがいます。
咲き始めの蕾の姿も魅力的。
花芯の黄緑色がとってもエレガント。
一切、支柱を掛けなくても茎も丈夫で、花付き抜群の品種です!
もう一つ私の好きな、淡いアプリコット色のダリア。
本当は、真夏のお花のない時期に切り戻しをして、秋の開花の準備をしてあげればよかったのでしょうが、暑さに負けてノーメンテナンス仕舞い。茎が曲がって伸びてしまいました。そこに台風が直撃したので、グルングルンによじれてしまって本当に可哀想。
極端な角度で曲げると折れやすいのがダリアの弱点なので、苦肉の策として曲がったなりに支柱を立ててみました。
支柱を立てたばかりの今は、葉っぱが不自然な方向を向いていますが、数日経てば、ちゃんと太陽に焦点を合わせた角度に自分で調整してくれます!植物ってすごい!と毎回思う瞬間です。足元の、斑入りのベロニカ ‘ミッフィーブルート’がもう少し伸びてくると、ダリアの足元が隠れて自然に見えてくる予定。バイオゴールドオリジナルの固形肥料をパラパラ撒いて、秋の開花のために栄養をあげます。
『支柱掛けはタイミングとセンスが大切、でも、難しい〜』まだまだ修行だな〜、と思いつつ、つかちゃんと一緒に秋晴れの中のガーデニング。伸びすぎたガウラやキャットミントを思いっきり切り戻します。『そんなに切っちゃうの?』とつかちゃん。『台風で折られたと思って、ビシバシ切るよ〜』と私。思いっきりが大切なこともあるんです。
秋の優しい光に包まれながら、お庭談義に花を咲かせ、(もちろん手も動いてますよ〜)『このまま、お庭でお昼寝したいね〜。』と、つかちゃん。『うんうん。』と頷く私。
気が付くと、朝から夕方までお外でお庭仕事。
お庭好きが二人集まったら、庭仕事はキリがありません〜!
汗だくになる心配がない秋が、とっても有難く、愛おしく感じた一日でした。
お庭仕事は、完成もなければ、終わりもありません。
ある日突然、大風で倒されてしまうものもあれば、一瞬のすきで、虫に食べられてしまうものもあります。
それでも、その瞬間を生きようと植物たちは精一杯。
いやいや、それは人間の想い上がり?
植物たちは精一杯生きようなんて思ってはいないのかもしれません。
あくまで、自然体。
咲きたいから咲く。
折れたら、また枝を出す。
そんな植物たちと共に、風に吹かれながら、自然体で歩んで行きたい。
そして、『やっぱり、ダリアが好きっ!』と思う秋晴れの一日でした。