鹿嶋市在住のガーデンデザイナー、ボスこと溝口 望です。
日々、グングンと植物が成長し、ワクワクする季節になりました。
宿根草は、春に植えるより、秋から冬(12月上旬くらいまで)に、開花していない葉っぱだけの姿の苗を植込み、冬の間にしっかりと大地に根を張らせてあげることが大切です。
寒い冬の間は、地上ではあまり成長していないように見えますが、実はこの時期にどの位十分な根を張らせたかによって、開花時期の花数や草丈に大きく影響が出ます。
冬越して、株が充実した宿根草の状態はこちら。
写真は、昨年のエフメール長森さんのモデルガーデンにて。
この写真から、2ヶ月から3ヶ月後の5月の下旬ごろになると、
まぁ〜こんなに素敵な姿になります!
上の写真は、エフメールさんの数年前のカタログからのお写真です。
素敵でしょ〜!
開花株の花色を見ながら植物を選ぶのも、もちろん楽しいです。
さらにそこに、開花した時の宿根草の高さや花色、葉や花のフォルムを想像しながら、お花の咲いていない苗を植え込んで宿根草のボーダーを創るのも、これまた楽しいですよ〜!
なかなか、自分の思った通りにはいかないこともありますが、日々、試行錯誤と研究ですね!
植栽の組み合わせって、一生をかけてもこれで完璧!とはならないところに魅力があるんだな〜とつくづく思うボスでした。