宮崎県の「こどものくに」に行ってきました〜。
鹿嶋市在住のガーデンデザイナー、ボスこと溝口 望です。
先日、日曜日の夕方の便で、羽田から宮崎入りをしてきました〜。
1泊2日の植栽工事の旅 in 宮崎です!
ご存知ですか?
今、宮崎県の「こどものくに」がアツイんです。
もちろん気候も温暖な地域ですが、開園75周年を迎えられる記念として、この春にお庭をリニューアルされています。
そのお庭のデザインと施工を、香川県のグラスハウスガーデンズさんが、デザイナーの宮本里美さん創監督のもとで作られていらっしゃるんです。
前々から一度、植栽工事をご一緒させて頂きたいと思っていたので、ワクワクでした。
朝8時から植物の配置を考えます。
何と言ってもこの配置は、苗選びと同じくらい、とっても大切です。
イングリッシュガーデンの植栽方法のひとつに、「ドリフト植え」という手法があります。
ここで言うドリフトとは、一種類の植物を数Potから数十Potをひとつのグループにし、成長した時に全体に流れが感じられるように植えて行く方法です。広さのある公園のようなお庭で威力を発揮する植え方ですねっ。
ガーデンズさんは、このドリフト植えを用いて素敵にレイアウトされていました〜。
私も、ドリフトレイアウトのお手伝い。
この場所にドリフトを意識して、配置して行きます。
宮崎県は、2月だというのに、芝生が真っ青でした。
部分的に弱ってしまった芝の張替えをするために、軽トラで運ばれてきた芝生が青々としています!
手慣れた様子で、あっという間に芝生が張り替えられて行くんです。
超早業でした!
里美さんが配置された、オーナメンタルグラスと真っ赤なガイラルディア達。
グラス好きの私の心はメロメロです〜。
配置後に、ボランティアの方達が手際良くどんどん植え込みをして下さいます。
とってもエレガントなラナンキュラスが植栽されているこちらのアプローチ
ピンク色のラナンキュラス。バラのように華やかです。
午後になり、少し雨に降られちゃいましたが、この位の雨は、ガーデナーにとってはヘッチャラです。
ガーデンズさんの寿子さんが、植え込んだ植栽の中で、一年草にあたる部分をチェックしています。
植えた時から、この後のメンテナンスのことも考えていらっしゃるんですね〜。
宮崎記念にみんなで、バースデーケーキをモチーフにしたスペシャル花壇で記念撮影!
ドリフト植え大好きのドリフターズ3人です!
大地をキャンバスに描かれたスワンちゃんたちもダイナミックでした!
3月21日のオープンに向けて、後もう少し植栽を追加されるそうです。
植栽を夕方5時に終え、ゆっくりする間も無く、ガーデンズさんは宮崎からフェリーに乗って、四国の高松市までお帰りになりました〜。
私は、羽田行きの飛行機に乗った途端、バタンキューでした。
今回お勉強させて頂きながら配置し、宮崎の大地に根付いた植物さんたちの春本番の姿を拝見しに、また、宮崎に伺いたい!と願うボスでした!
この春の宮崎県のこどものくに、とってもオススメです!
開催期間は、2014年3月21日から5月18 日までです!