鹿嶋市在住のガーデンデザイナー、ボスこと溝口　望です。

今日はお庭のお打合せから完成までにお客様のお家の外観がどのように変わっていくか、現場監督を行ないながら定点観測した様子をご紹介いたします！

まずは、着工前の様子。現地調査に伺った時のお写真です。

お家が完成しました！立派なご自宅です。
現地を見せて頂き、土地の空気感、回りの環境、日当たりの条件、土地の高低差、隣接する道路の広さ、雨水マスの経路、隣地からの視線、土の状態、雑草の種類にいたるまで、ありとあらゆる調査を行い、お庭のデザインに取りかかります！
この現地調査が何といっても一番大切です。

この後、お客様とのお打合せを何回も重ね、最終図面が固まりましたら、着工の準備に入ります。

着工中は、やっぱり、いかにも工事中！という感じです。

植栽工事の日は、「工事中の現場」が「お庭」へと変化する、蝶々でいったら孵化する瞬間のような一日です。

高木類、低木類、グラウンドカバーなど、エムズ・プランニング厳選の、私達の住む地域環境に適した、メンテナンスが楽で年間を通して楽しめる植物達を植え込んでいきます。どの植物がどの位のスピードで大きくなるかも考え、成長した時の姿をイメージしながら配置、植え込みをしていくことが大切です！

植栽後、約半年後の姿です。お客様の愛情たっぷりに、立派に成長中です。

カラーリーフの植物を、お庭の骨格となるように植え込んでいます。
一年草のお花を植えなくても、十分に見ごたえのある植栽構成にしていくのがローメンテナンスのポイントです！
もちろん、彩りをそえてくれるお花があれば、なお素敵です！

アイアンウッドで作った、リビングとお庭を繋ぐ階段。
現代の住宅の基礎は、お庭の地面からおよそ50cmは高さがあるので、何かしらの段差解消を行い、お庭とのつながりを作っていきます。この階段は、ちびっ子用のベンチにもなるので、とっても便利です。

エムズ・プランニングオリジナルのランドリーハンガーも設置しました。
道路からは、ウッドフェンスの陰になりますので洗濯物が丸見えにならずにすみますねっ！

２年後には、植物達の支柱を外してあげることができると思います。
そうすると、樹木本来の姿になり、より一層自然な感じのお庭になってきます。
植物の支柱は自転車に例えると、「補助輪」といったところでしょうか？
いつの日か、補助輪を外し、自分の根で風に揺られながら、思う存分光合成！
植物ちゃんたちの夢は膨らみます～。

これからも、定点観測を続けて、お庭の成長を見守っていきたいと思います～！

ボスでした。